馬原医院新棟
馬原医院新棟
・構造:木造(45分準耐火)
地上2階建て
建築面積:605.5㎡
延床面積:1,059.57㎡
・建築主:医療法人新心会
・建築設計:futuretank architects(鴻野吉宏) + (株)奥本卓也建築設計事務所
構造設計:(株)坪井宏嗣構造設計事務所+(同)Graph Studio(福島佳浩)
設備設計:(有)ZO設計室
徳島県阿南市新野町において、地域医療の拠点として機能する「患者の入院施設付きの診療所 ( 有床診療所 )」を 2 階建てで新築する計画である。1 階が診療部門、2 階が入院部門で構成される。長期入院となる事例が多くある中で、家庭的な雰囲気の中で療養が可能な「木の診療所」となることを目指した。病室部分を連続する切り妻屋根にすることで、周辺環境に馴染むよう全体的な高さを抑えつつ、内部的には開放感のある空間を実現している。南側前面道路及び西側の敷地内駐車場に面してピロティ部分を計画し、酷暑や雨天時の利便性に配慮した。隣接する RC 造 5 階建て高齢者施設とは渡り廊下によって接続する。事業者は 1980 年に無医地区であった現所在地で有床診療所を開設して以来、40 年以上にわたって地域医療の発展に貢献してきたほか、関連施設をイベントに提供する等、地域交流についても積極的に推進してきた。その想いを未来へ繋ぐ建築を目指した。