フェーズフリーアワード2024 アイデア部門・入選
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土浦ニューウェイ・シティ
既存の高架道路をリノベーションし、歩行者とサイクリストのための移動・滞留空間とする提案。合わせて、隣接するショッピングモール内に地域熱供給プラントを設置し、高架をインフラ整備経路とすることで高架道路沿い街区のエネルギー効率を向上させる「未来の都市インフラ」を描きました。
既存の土木構造物を再利用することで、非常時にも健全な状態で維持される道路と各種ライフラインを確保可能。日常的に「空中公園」として、地域住民や観光客にとっても親しみのある使い慣れた空間となることで、非常時にも速やかな避難が可能です。熱供給プラントの存在により、安定したエネルギー供給が可能であり、都市の低利用街区等の整備を促進します。新交通システムの荷重を見込んだ設計となっていることから、歩行者やサイクリスト、緑地帯の積載荷重についても、大きなコストをかけることなく既存の構造体を再利用可能で、環境負荷の低減が可能。非常時には、各種モビリティ系の災害支援を受け入れる車両動線・駐車場として機能します。
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